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学校経営報告

 
平成28年度 東京都立野津田高等学校 学校経営報告


1 今年度の取組と自己評価
(1)教育活動への取組と自己評価
  ア 各学科の学習指導
  (ア)三学科共通
a  授業規律を重点的に定め、教職員が共通して指導にあたるように努めた。学級担任と教科担当が連携することで、生徒一人一人の学習指導を図った。
b  各教科は、教科主任を中心に、「学力スタンダード」を利用しながら、生徒の基礎学力の定着と伸長を図るとともに、学力の向上に取り組んだ。
c  基礎・基本の学力を確かなものにするため、1年次には中学校段階の再学習を実施し、国語・数学・英語を中心に、小テストを実施するとともに補習・補講等を実施した。さらに全教科、全学年にわたって、高校の学習に遅れがちの生徒に、補習・補講・レポート提出等を実施した。
d  教員は、学習指導力の向上のために研究と修養に努め、授業力の質的向上に取り組んだ。そのために「教員相互の授業参観」を実施するとともに、研究授業や他校での指導教諭の授業見学を通して、実力を高めた。
e  「英語」や「数学」での習熟度別授業、「体育」や「家庭」等の少人数制授業を有効に活用し、生徒の実態に即した授業を展開した。
f  授業公開週間(6月と11月)を設定し、教育課程に位置付けて年2回実施した。
g  9月に1学年生徒全員を対象に「宿泊防災訓練」を実施し、防災教育の推進を図った。
h  体育の授業において、補強運動を取り入れ運動量を確保するとともに、基礎体力の向上を図った。また、部活動を通してバランスのよい体力づくりを目指した。
i  発達障害等の特別な支援が必要な生徒対応について、教育相談委員会を開き全教員で生徒情報を共有し指導するように努めた。
  (ア)普通科
a  1年次に、中学校段階の再学習を実施し、基礎・基本の学力を確かなものとするために、国語・数学・英語を中心に、放課後や夏季休業中に補習・補講等を実施した。また、高校の学習に遅れがちの生徒については、担任と連携をとり、面接を行うとともに継続的に補習・補講・レポート提出等を実施した。
b  AO入試、公募推薦、指定校推薦に向けての上級学校訪問や面接指導を行い、進学率増加を目指し学年と教科、及び進路指導部が連携し、1年次より進学に向けた学習指導を行った。
  (イ)福祉科
a  生命に対する畏敬の念の獲得と基本的人権の尊重に関わる活動を、授業を通して実践することで、社会に貢献する意欲と態度を養った。
b  地域や福祉施設と連携した実習を基盤に、自尊感情を育成し周囲の人を尊ぶ心を養いながら、福祉に関するスペシャリストの養成に向けた指導を徹底した。
c  介護福祉士養成課程を有する都立唯一の福祉系高等学校として、責務を着実に果たすとともに、福祉全般にわたる研究も進め、今後の学科としての方向性を検討した。<
  (ウ)体育科
a  豊富な運動量と質のある実技を中心とした授業を基盤に、学校設定科目「専攻スポーツ」の内容を充実させ、専攻種目における技能の向上に努め、体育に関するスペシャリストの養成に向けた指導を行った。
b  都立駒場高等学校をはじめとする他校の体育科との交流や情報交換を行い、体育科が直面する今日的な課題について共有し、解決に向けて協働した。
c  卒業後に向けて、将来の進路に対する指導を、1年次より実施した。

  イ 生活指導
(ア)  中途退学者の減少のために、基盤となるきめ細かな生活指導の充実を目指した。基本的生活習慣の確立を図り、学年や分掌での中途退学の抑止を、組織的に対応した。
(イ)  指導の重点を生徒及び保護者に十分に説明し、安心して通える学校としての生活指導を行った。生徒に人としての在り方を身に付けさせ、規範意識の向上や生活習慣の確立を図った。
(ウ)  生命尊重の視点に立った生活指導の徹底を目指した。生徒が健康かつ安全で活力ある学校生活が送ることができるよう地域の関係諸機関と連携し、交通安全や携帯電話やインターネットの適正使用等のセーフティ教室、健全育成講話を実施した。
(エ)  学科を越えた交流によって、部活動の活性化に取り組み、部活動やを通した学校への帰属意識や連帯感を持たせ、生徒の健全育成を積極的に推進した。
(オ)  基本的な生活習慣を身に付けさせ、「時間を守る」意識の育成を図るため「チャイム着席」による授業開始を徹底した。
(カ)  いじめ対策として、年3回のアンケート調査を行い、未然防止に努めた。また、スクールカウンセラーを活用し早期発見に努め、生徒の悩みに対応することで、いじめ防止を図った。
(キ)  教育相談委員会を活性化させ、特別支援教育の必要な生徒の情報を教員間で周知し、指導に役立てた。

  ウ 進路指導
(ア)  進路ガイダンス、職業講話、企業見学、上級学校見学等を通して、生徒が望ましい勤労観や職業観を身に付け、自らの進路を選択する能力を育成した。
(イ)  進学希望に応じて適切な情報を提供するとともに、ハローワーク等の関係機関と連携を密にし、生徒個々の進路実現の充実を確実に図った。
(ウ)  上級学校への進学者の増加を見越して、学年・教科と連携するとともに、予備校・塾等の外部機関の援助を得ながら、進学対応のための体制を整えた。
(エ)  公務員希望者の進路に対応するために、組織的に体制を整えた。
(オ)  1・2年次の12月に希望者によるインターンシップを行い、就職希望者への進路実現につながる体制を構築した。

  エ 学校経営
(ア)  企画調整会議を基盤に据え、経営課題の解決と経営方針の徹底を図ることで迅速かつ組織的な対応力を高めた。
(イ)  経営参画ガイドラインに基づき、経営企画室における業務執行の適正化を図り、透明性を担保した執務の励行を行った。
(ウ)  東京都西部学校経営支援センターと緊密に連携にし、情報を共有化して学校経営の適正化と効率化を推進し、経営基盤を強化した。
(エ)  学校開放事業(施設開放)の内容を充実させ、学校の教育機能(人材・施設設備等)を地域のために活かし、教育財産を有効活用した。
(オ)  学校運営連絡協議会の実施する学校評価アンケートの分析や検討を継続的に行い、協議委員の意見や提言を真摯に受け止め、学校経営に反映させた。
(カ)  PTAや同窓会と緊密に連携し、教育活動をより一層充実させた。

  オ 健康推進
(ア)  学校保健計画に基づき、生徒の健康の保持増進を図り、安全確保を徹底した。環境美化を重視し、ストックヤードの活用等、清掃活動を徹底し、学習環境の整備や保全を心がけ、美化活動を通して生徒の豊かな心を涵養した。
(イ)  全生徒を対象に体力テストを行い生徒の健康の保持増進を図り、体力テストの結果を踏まえ、体育の授業や日常生活への体力向上を図った。
(ウ)  教育相談委員会を定例的に実施し内容の充実を図った。スクールカウンセラーを積極的に活用することで、多様な生徒の心とからだの悩みに迅速に対応し、校内の教育相談体制を活性化した。
(エ)  特別支援教育コーディネーターから発信される「特別支援教育推進だより」の内容を充実させ、特別支援教育推進検討委員会を活用し、教職員への周知を図った。また、スクールカウンセラーとの連携を一層緊密にさせ、特別支援教育を必要とする生徒へのきめ細かな対応に心がけた。学校全体で特別支援教育の推進に取り組む体制を整え2回の校内研修を実施し、教員の理解を深めさせた。

   カ 広報
(ア)  ホームページを随時に更新し、本校の日常の教育活動を速やかに情報発信し、中学生やその保護者、地域の方々からの理解得るように努めた。
(イ)  学校見学会・学校説明会・体験入学等を積極的に開催し、生徒による母校訪問、教職員による中学校訪問等を行った。学校の特色をより鮮明に打ち出し、中学生とその保護者に丁寧に説明し、入学後の明確な目的意識を持った意欲的な生徒の募集を目指した。
(ウ)  出前授業や模擬授業等の要請に積極的に応ずるとともに、部活動体験の回数を増加し中学校との連携・交流をより一層深め、入試倍率の向上につなげた。

(2)重点目標と方策
(ア)  進級者及び卒業者を増加させるために、年間を通じて生徒及び保護者との面談や相談を行い、緊密に連携し情報の共有化を図り、生徒の自己実現に資するきめ細かな指導を行った。
(イ)  普通科においては計画的・組織的な補習や補講のもとに、基礎学力を身に付けさせ、上級学校への進学に向けた学力の養成に努めた。特に、「基礎クラス」と「充実クラス」それぞれに応じた指導方法の工夫を行い、生徒が興味・関心を持ち積極的に参加する授業を展開するように努めた。
(ウ)  福祉科においては、各施設との連携を図り体験的実習を充実させ、社会に貢献できるスペシャリストとしての生徒の自主的・実践的な態度の育成に努め、国家試験合格と上級学校進学のための学力を養成した。今後「医療的ケア」の 導入により受験資格取得が難しくなるが、長期市民講師と短期市民講師の2人体制で実習を充実させ支援技術を身につけさせていきたい。
(エ)  体育科においては、野外活動や専攻スポーツの成果と課題を明確にし、スポーツのスペシャリストとしての生徒の自主的・実践的な態度の育成に努めた。卒業後の進路実現を図るために、学習指導や実技指導を実施した。
(オ)  運動系部活動において、実績のある技術指導者を外部講師として招いた講習会等を行い、部員の技術や技能の向上を図った。
(カ)  今年度「情報モラル推進校」の指定を受け、SNSによるトラブルや携帯、スマートフォンへの精神依存を減少させるために、生徒にアンケートを実施し野津田高校の実態に沿ったSNS学校ルールを策定した。
   
(キ)  都立高等学校唯一の福祉科を持つ学校として、平成26年度に始まった都立専門高校における「技能スタンダード」推進校の取組を通して、専門高校において身につけるべき専門分野に関する技術・技能・こころの具体的な内容をさらに明確にし、組織的な取組を継続した。

(3)今年度の数値目標と実績
  項  目 今年度の数値目標 今年度の実績
(1) 進級率及び卒業率の割合 1学年  95%以上
2学年 100%
3学年 100%
1学年   92.9%
2学年   96.7%
3学年   99。0%
(2) 当該学年年間皆勤生徒数 1学年  40名
2学年  30名
3学年  35名
1学年   25名
2学年   20名
3学年   22名
(3) 進路決定率 普通科  90%以上
福祉科 100%
体育科  95%以上
普通科   88.0%
福祉科   97.0%
体育科   98.0%
(4) 東京都中学校長会進路対策委員会(12月末)
第1志望調査結果倍率
普通科男子 1.3倍以上
普通科女子 1.2倍以上
福祉科   1.2倍以上
体育科   1.3倍以上
普通科男子 1.48倍
普通科女子 1.70倍
福祉科   1.00倍
体育科   1.04倍
(5) 部活動実績 関東大会出場 個人1名
       1団体
東京都ベスト8入賞
       1団体
陸上競技部 
・南関東大会
男子400m 800m 4×400mR 出場
・総体都大会
男子400m 5位、8位入賞
男子800m 5位入賞
男子4×400mR 4位入賞
・都選抜大会
男子400m 
8位入賞
男子800m 5位入賞
男子走幅跳び 6位入賞
女子100mYH 優勝
・都新人大会

男子200m 7位入賞
女子400m 7位入賞
女子100mH 7位入賞
女子4×100mR 7
位入賞

女子バレーボール部
・夏季大会Aブロック準優勝
         都ベスト16

男子サッカー部
・選手権大会都大会Aブロックベスト16
女子サッカー部
・インターハイ都予選 ベスト16
・高校の部1部リーグ第3位
・新人戦大会 ベスト16
吹奏楽部
・吹奏楽部連盟アンサンブルコンテスト管楽5重奏 銅賞
軽音楽部
・高校生ライブMUSICDAYS2016
相模原・町田大会
 ソニーミュージック賞受賞
トランポリン部
・全国高等学校トランポリン大会出場
                              
(6) 学校ホームページ更新回数 年間 330回以上 年間   213回
(7) 地域へのボランティア活動 年間 30回以上
 
参加団体  5部
年間   79回
 
福祉科 手話部 
吹奏楽部 
ダンス同好会  4部
(8) センター試験受験者 6人      3名
   
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