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野津田高校の生徒の皆さんへ

令和2年4月28日更新








令和2年4月22日更新

野津田高校の生徒の皆さんへ

 
生徒の皆さん。校長の池戸です。
 7都道府県に非常事態宣言が出され、さらに全国すべての地域にその宣言が拡大されました。その間、学校に来られない日が二か月近くになろうとしています。今、皆さんは、何を思い、どのように過ごしているのでしょうか。
 最初はもしかしたら、「学校に行かなくてもいい」という、ちょっとうれしい気持ちを持っていた人もいるのではないでしょうか。しかし、今や、学校生活は現在の君たちにとってなくてはならない存在だということに気づいた人がほとんどだと思います。
 私は皆さんに「じりつ」してもらいたいと思っています。この「じりつ」は「自立」よりも「自律」です。自律とは、自分で考え、自分の思考や言動をより良い方向にコントロールし、社会の中で自分を成長させていく能力を身に着けていくことです。一方、自立が「自分自身の足でしっかりと社会に立つ」という意味ならいいのですが、「独りで立つ」という意味だとすれば、これは無理だと思っています。人は必ず誰かとつながり、誰かを支え、誰かに支えられています。自分は独りで生きていけると思っている人がいるかもしれませんが、独りで生きていくのは不可能です。独りでは生きていけないから我慢も必要だし、他人を理解する努力も必要なのです。
 世界は今、「新型コロナウイルス」の脅威にさらされています。感染者は日に日に増え続け、私たちの日常に規制がかけられるようになりました。皆さんは、感染拡大防止対策として発信されている基本的なルールを守れていますか。我慢や誰かを支える態度ができていますか。
 本校は、生活指導をきっちりとやる学校です。それは、このような時にどういう行動がとれる人間かを問いかけているのです。このような時だからこそ、ルールを守るだけでなく、自分が何をすべきかを考え、自分自身をコントロールしてください。皆さんは「一人」ですが「独り」ではない。足していけば二にも三にもなる一人ひとりなのです。多くの仲間と一緒に、この困難を乗り越えていきましょう。やまない雨はありません。
 今は、とにかく不要な外出を避けてください。十分な睡眠や栄養バランスの採れた食事を心がけ、規則正しい生活をするようにしてください。そして、とにかく学習すること。学校の勉強、読書など、自分を律して取り組み、学校が再開したら、スタートダッシュできる準備をしておいてください。深夜に及ぶスマートフォン等の使用はだめです。自分を律していません。また、感染リスクへの対策を講じつつ、安全な環境下で体操、ジョギングや散歩など適度な運動を心がけてください。
 皆さんが社会の一員としての自覚をもって行動してくれることを信じています。そして、5月7日、皆さんの「登校できて嬉しい」顔に会えることを楽しみにしています。
 
校長 池戸茂記
〒195-0063 東京都町田市野津田町2001番地
電話 : 042-734-2311 ファクシミリ : 042-734-9388
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